ミドリナールA

 VA菌根菌は多くの植物の根と共生関係を結び植物の根に入り込み土壌中からリンなどのミネラル類と水分を集め植物に提供し、植物からは炭水化物を受け取って生活している有用微生物です。
ミドリナールA(エース)は従来増殖が困難とされていたこのVA菌根菌を高濃度に培養、製品化したものです。
元来自然土壌に生息する菌類ですので安全で、菌根菌以外にも放線菌や根粒菌など有用な菌類を含んでいます。

ミドリナールAは環境にやさしい生物資材です

植物の根と共生する菌根菌は土壌中のリンなどを効率よく植物に供給し肥料しますので化学肥料などの施肥量を大幅に減らすことが可能です。化学肥料は水に溶けやすく溶出しやすいので大量に使用することは河川や湖沼の富栄養化、ひいては海洋汚染を招き環境破壊につながります。近年の河川の富栄養化の原因は工場排水よりも生活排水や農地からの影響が大きいと考えられています。ミドリナールAは肥料の使用量を減らすことができる環境にやさしい生物資材です。
菌根菌はアブラナ科の植物を除く殆どの植物に有効に働き、共生関係が成立すると植物の水分耐性など以外に病虫害にも強くなるといわれています。
田畑などの耕作地を含む自然土壌中には菌根菌と胞子がみうけられるものですが,近年の農薬の多用や化学肥料の大量投入、あるいは酸性雨などの影響などでその数が減少しているといわれています。ミドリナールAは良好な状態の土壌の10倍以上の菌根菌胞子を含んでいますのでミドリナールAを5〜10%土壌に混ぜることで植物の生育に望ましい土壌環境が作れるとともに環境保全にも貢献出来るというわけです。
ミドリナールAは黒土を母材とした生物資材です。1袋10リッター中に約12,500個以上のVA菌根菌胞子を含むほかにヤシャブシやハンノキの非マメ科根粒樹木と共生する放線菌やマメ科植物と共生する根粒菌も含有しています。

菌根菌胞子の直径は大きいもので直径200〜300ミクロンです 菌根の染色写真(根の縦断切片)